基礎知識

■サインの基礎知識(素材)
■サイン素材の選び方
サインを表示する期間、場所、気象、活用法などによって、ベースや文字の素材を検討、提案します。
最近は各メーカーの素材研究、開発が進み新素材の情報も含めてサンプルとともにお客様にベストな素材を提案させて頂きましょう。

■広告用布地
布看板用キャラコから懸垂幕用クロス、のぼり旗用テトロン、天竺など多種にわたります。
またインクジェットプリンタ専用シートなども開発されてきてますので表示期間や写真、イラストなど耐候耐水性も考慮します。

○素材
・素材の強度、耐候性、価格も大切ですが屋内では難燃、防炎加工が安全です。
屋外では耐候性のほか、PL法を考慮し、強風や大雨による落下、破損事故の安全性や色落ちに注意。
・屋外でも可燃物を取り扱う場所での表示は防炎素材などを活用することも大切です。

○加工
・表現・加工方法

インク(詳細な表現)
-手書き
-本染め
-捺染め
-シルク印刷
-インクジェットプリント

糊づけ(べた感の表現)
-熱転写プリント
-マーキングフィルム貼り

■テントシート
おもに建物などの日除け、装飾テントとして活用されています。
長期や風圧のある場所での懸垂悪のベースとしてターポリンやテント、シート地をロープで補強して取り付けます。
粘着シートが貼れるのも便利です。

○素材
・時代のニーズに応えて、場所や用途に合わせて各種、各色の開発が進んでいます。
特に屋外のため耐候性が求められ、ターポリンも含めほとんど、ポリエステルの素材が活用されています。

・美観維持のため汚れを防ぐ、フッ素樹脂コート加工や紫外線防止加工、裏映りしない遮光テントや再帰反射など多種。
内照式の大型サインのプラスチックに変わる素材としてFFシート(フレキシブルフェイス)も多く活用されています。

○加工
・サイズや色、種類も豊富ですがほとんどロール巻きのロットになります。
・大きなサイズや立体的接着はライスターやバフなどの熱融着による接合。
また高周波ウエルダーでの溶着加工があります。
・強度を増すために、縫込みロープやハトメ部分に補強布を内部に当てます。

■スチール
屋外の広告板ベース素材として木骨、鉄骨フレームでパネルやBOX加工張りして活用されます。
厚みも各種あり局面にも適しています。

○素材
・加工が容易で低価格ですが、さびやすい。
そのためサインの素材としては、塗装やシート貼りなどの二次加工が必要になります。
・屋外サイン広告板の素材として広く活用されている、カラートタンや焼付塗装、亜鉛鋼板は表面の亜鉛メッキにより主に屋外の大型広告にも活用されています。
・屋外に多く用いられているボンデ鋼板は表面にリン酸塩被膜加工して闘争の密着性を高めています。

○加工
・スチールは切、折曲加工により平面立体共、サインに多く活用されています。
・広告板には木骨、鉄骨のサイズに合わせてリベットでパネル加工されています。
・チャンネル文字加工などの切り抜き囲うには工業用ミシンやレーザーカットが用いられ、立ち上げ加工の接合にはハンダ付けや溶接が用いられます。

■ステンレス
アルミ材とともに長期表示サインに適し、サインのグレードも高めます。サイン用ベース切文字、箱文字として活用され、ヘアラインや磨き加工により表面処理効果を生かすことができます。

○素材
・鉄にニッケルやクロームなどを加えた合金。高級サインに多く活用され、表面が酸化被膜で保護されさびにくい。
<SUS304>サイン素材の主流で溶接性にも優れ、耐久性が高く、曲げや絞り加工など冷間加工に適しています。(鉄にニッケルとクロームを添加した素材)
<SUS316>塩害にも耐え、耐候性や耐食性を高めた素材で主に海周辺の屋外サインに用いられます。(SUS304にモリブデンを加えた素材)
<SUS430>重荷屋外の可変式サインに用いられ、磁石がつくという特性があるが鉄分が多く耐錆性にかけます(鉄とクロームの合金)

○加工
・堅くて切、曲加工は容易でないが、溶接性に優れ、レーザー加工機の開発とともに加工も簡易化しています。
・彩色としては塗装やシート貼加工もできますが、ステンレス特有のグレードを残しながら彩色できる仕上材として、ブラック、ブロンズ、ゴールドなどのカラーステンレスも活用されています。
・サインベースや切文字、葉小文字など用途が多い。

■アクリル樹脂
透過性が高く長期の耐候性があり電飾サインに適していますが、資材の伸縮と破損しやすいのが難点です。折曲、溶接加工により活用範囲が広がります。

○素材
・プラスチックサイン素材の主流であ耐候性や透明性に優れています。
・また加工も容易で成形にも適していますが、耐衝撃性には弱い。しかし、近年になって強化アクリル板も開発されてきています。
・色やサイズ、種類も多く、大型サイン用にも大尺板も活用されています。サインのベーズ素材として丹生半や透明、白色板などの用途が多い。
・屋外や大型サインに活用する際には風圧や荷重による割れ、温度による伸縮を考えて設計する必要があります。

○加工
・切、曲加工にも適し接着も容易です。
。切文字などは工業用ミシンやレーザー光線によりアクリルプレートをカットしています。
・は小文字や立体加工には接合用三角、四角棒などに加えて、塩化メチレン液を注射器で注入していきます。また電熱ヒーターなどにより曲加工され、研磨方法としてバフ磨きで光沢を高めます。

■エンビ樹脂
透過性が高く、やわらかいので曲げ加工しやすく割れにくい素材です。また高電圧などの安全性の必要なネオンサインにも適しています。耐候性が弱く退色によるマイナス面もあります。

○素材
・アクリル樹脂板の2〜3倍の強度があり、難燃性で耐薬品性に優れています。
・西日が当たる場所にサインとして設置すると太陽熱でも変形する可能性もあり、熱変形温度が60℃〜30℃と低いのが短所です。
・難燃性が高く、切文字やネオンサインのカバー、寒冷地のサイン用ベース素材としても活用が多様化しています。

○加工
・カラーが豊富でサインベースや切文字加工に優れています。
・工業用ミシンなどで切り文字をカットし、熱線ヒーターで曲加工され、エンビ用接着剤などで接合されています。
・真空成形や圧空成形、フリーブロー成形、プレス成形など用途や形状に応じて立体加工も容易です。

■アルミ複合板
堅くて割れにくく、伸縮なく軽いのでサイン用ベースとしての活用が広まってきています。大きさ、厚さも各種ありシート貼など表面処理がしやすいのが便利です。

○素材
・プラスチックに変わるサイン素材として活用されアルミニウムやステンレスなどとのサンドイッチ構造ですので、腰が強く、耐衝撃性、耐水性にも優れています。
・表面には熱硬貨型アクリル系樹脂焼付塗装を接し、色調も美しく、耐候性もあります。
・心材に軽量のプラスチックを用いて、軽いため運搬や取付が容易です。

○加工
・カッターや丸のこ盤、工業用ミシンで簡単にカットでき現場加工も容易です。
・また釘打ちやビス止めも楽で穴あけなども木工具で簡単にできます。
・さらにU溝カットによる直角曲加工や接着剤、両面テープによる接合により活用範囲が広がります。

■発砲ボード
メーカによって名称が変わりますが屋内用短期サイン、POPのベースや切文字加工に適しています。カットや貼り加工簡単です。大きさはB全サイズ、3×6サイズなどに限られますが厚みも各種あり素板から紙貼り、糊付、カラーパネルなどバラエティに活用されています。

○素材
・発砲素材として軽くてカット加工や屋内サインベースに適していますが熱に弱いのが短所です。
  >素板ーパネルの心材やスクリーン印刷、抜き打ち加工に最適です。
  >紙貼パネルー素板の上質紙などをラミネートしたボードでスクリーン印刷、画工が簡単です。
  >糊付パネルー粘着面にポスターや写真を貼り加工します。
  >カラーパネルーカラーバリエーションも豊富できり文字やPOPネース素材などに活用されます。
  >コルクボードー表面にコルクを貼ったパネル。ピンナップボード、スクリーン印刷も可能です。

○加工
・刃カッターや熱線カッターで簡単にカットでき、切文字などは工業用ミシンで切り抜きます。
・カラーや厚み、種類も豊富で用途に応じて画工や短期ディスプレーにも適しています。
・軽くて弾力性があり現場加工や取付が容易です。両面テープによる接着や立体加工にも優れています。

■粘着シート

塗る時代から貼る時代へ、手書き文字からカッティング文字の時代へと業務を一変させた粘着シートは屋内外問わず、あらゆるサインのベースや文字、イラストなどに活用されています。カラーも豊富で簡易用室内シートから超耐候性の屋外シートまでサインの表現素材として多分野に広がっています。

○素材
・画工や塗装に変わる素材としてポピュラー化し、サインへの活用範囲も広がっています。
・貼る場所や用途に応じて、エンビやアクリルなどにフィルム、シート面の裏に粘着材が全面加工され種類やカラーも豊富です。

・屋内用カラーシート/やや厚みがあり耐候性にかけるのが欠点です。
・屋外用カラーシート/薄くて、各種カラー、半透明、伝食用透明シートなど豊富。
・プリント柄カラーシート/柄模様も多く、インテリア、ディスプレイにも活用されています。
・蛍光カラーシート/蛍光色の彩かさで目立ちますが耐候性は短期です。
・ガラス用フィルムシート/車やウィンドガラス面に貼り、装飾や安全性を高めます。
・転写シート/文字などをサインベースに転写する場合に活用されます。

○加工
・手切りとコンピューターカッティングされた文字やベースをサイン素材に張ります。
・ベース下地の表面を滑整し、裏の剥離紙をはがして、糊面に石鹸水を霧吹きなどで全体に吹き付けて、定位置に合わせます。
・スキージなどで中心から外側へ水や空気をはじき出して貼布します。

■その他

活用の多い代表的な素材を説明させて頂きましたが、他に紙、木、石やセラミックなど時代のニーズとともに素材の種類も多くなっています。

○素材
・地球の環境問題や景観が重視されて、石や木などの自然素材のベースにサイン表現を求める声も高まってきています。
・また、24時間営業のコンビニなどが街に定着化し、イベントのイルミネーションも含めて、夜間の建物、サインのライトアップや電飾サインのベース材の開発も進んでいます。
・さらに全国チェーン店化やCI計画などによるサインの統一化もなされていますが、個性アル商業空間への差別化のため、こだわりのサイン素材への要求も高まっています。
・街づくりの景観に合わせ、まらPL法などに基づいた安全な素材が求められています。

○加工
・手作りの伝統工芸的加工のこだわりサイン表現もあります。
・コンピューターや加工機器の開発により、加工作業工程も変化し、均一化されたサインや量産化も可能になりました。
・サイン制作各専門分野での加工技術を結集して、よりベストな加工の協力体制も大切になってきます。

■サイン製作の基礎知識(表現)
■手書き
水性、油性ペイントで筆やハケを用いてベース、レタリングやイラストを手で描く手法。コンピューターサイン表現の時代を迎え、個性ある表現に活用されています。

○材料、用具
・短期のイベントサインなどの画工に活用される水性ペイントはネオカラーなどが描き易く、グラデーションにも適し、乾くと耐水性もあり、発色がきれいで重ね塗りができて速乾です。
・長期の屋外に掲示されるスチールサインのベース塗装や文字、イラストの画工に適する油性ペイントはサインの素に応じて種類も豊富で速乾の特性や溶剤により多用途に表現できます。

○加工
・画工の面積や素材、用途に合わせて塗料を選び、筆やハケ、ローラーやスプレーなどで描きます。
・サインのベースを平面または立面にして描きますが乾くまでグラデーションなどの技法が容易に表現できます。
・画工は熟練した技能が要求され、和風サインなど個性ある手書きの味を求める表現法も見直されてきています。

■粘着シート
当初はデザインナイフ、カッターなどで切加工されていたが、カッティングマシンの登場により、コンピューターによるカッティングシステムが主流になり、シートの種類、色も豊富で、室内外で活用されています。
○材料、用具
・塗料に替わり、サイン表現の素材として普及し、カラーも豊富で短期室内用、長期屋外用、電飾用、蛍光、反射、畜光など多種多様で用途に応じて店飾、サインに活用されています。
・サイズもシングル、ダブル幅などロール巻で各社にて開発され、転写加工用のアプリケーションやカス取りのしやすいシートなど、コンピューターカットに適するものが求められています。
○加工
・当初の手切加工からコンピューターによるカッティングシステムが各社より開発されています。
・サインベースや現場での貼加工ではゴミやホコリを避け、石鹸水などをスプレーで貼付面に吹き付けて低位置に貼り、スキージーなどで中心より外に向けて、空気や水を押し出して密着させます。
・曲面などはドライヤーで暖めて伸ばしながら貼加工します。

■プリンター出力
インクジェットや熱転写出力のコンピューターシステムの開発によりフルカラーでの大型プリンタが導入され、紙、シート、布地などの広範囲で活用されています。

○材料、用具
・コンピューターによるカラープリンター出力システムの開発が進み、染料、顔料インクによるインクジェット方式カラーリボンによる熱転写方式などがあります。
・プロ用の大型プリンターや一般向けのハガキ、名刺サイズの小型プリンターや一般向けのハガキ、名刺サイズの小型プリンターなど多分野で多種、活用されています。
・室内外や用途に応じて素材屋プリンターが異なりますが、紙ばかりではなく、粘着シートや布地にもプリントされ、サインでは耐候性、耐水性が求められています。
○加工
・MACやウィンドウズマシンでデザインをまとめ、各種のプリンターで素材にカラーインクを吹き付けたり、カラーリボンを熱転写します。
・微細な写真を拡大プリントする、細かなイラスト、グラデーションなど表現は無限に広がっています。

■シルク印刷
シルク布を活用した簡易印刷技法。少ロットの紙、ビニール、プラスチック、木や金属、布などの印刷に適している。発色もよく多色刷も可能です。ネーム、マーク入れやPOP、ポスター、布看板、銘板、のぼり旗などの活用は広いが乾きが遅く、乾燥用のスペースも必要となります。

○材料、用具
・スクリーンの素材には往来、絹(シルク)が主流でしたが現在は安価でより精密なナイロンに移行しています。
・シルク印刷は多様なインクに対応しますが、サイン分野では顔料系インクが多く用いられています。
・写真製版やカッティングなどにより、型紙(ステンシル)を用います。

○加工
・写真製版によるステンシルは感光剤を用いてシルク版に定着させる方法でポジフィルムの原稿を拡大投影して作ることもできます。
・インクをスキージーで手動あるいは自動で均一に版別(色別)に刷り込みます。
・幅広い素材にプリントが可能で小型のサインから大型で最大で長さ約5m、幅約1.2mまで一枚もので作製できます。

■染め
布の染技法として着物などの発達と共にのれんやのぼり旗の分野で活用されています。手描き染めから型抜き染の他、最近ではプリンタシステムによる染技法が開発されてきました。

○材料、用具
・捺染、染色が容易で発色のよい綿の特徴と化学繊維の強度をプラスして、懸垂幕などではポリエステルやビニロンの混紡による布地も屋外広告では活用されています。
・綿を用いる場合には伸縮を考えて染加工します。
・用途や素材、サイズ、枚数などを考慮して染料、インクや加工方法を選びます。

○加工
・本染め 布を染料で染め、蒸すか煮沸して熱を加えて染料を素材に染み込ませます。定着しなかった余分な染料は水洗いで入念に落とします。
・捺染(刷り込み) カッティングした型を布素材に仮固定して、型抜きの部分に刷毛やスキージーで着色する方法でイラストやパターンまで表現することができます。
 
■エッチング
腐食銘板とも言われ、真鍮などの金属板に耐酸インクやシートでマスキングし、塩化第二鉄水溶液の中を通して文字以外の部分(逆も可)を彫りこんだ薬品彫刻技法で会社の玄関銘板などに活用されています。

○材料、用具
・版下は凹文字の場合はポジフィルム凸文字はネガフィルムを使い主として写植文字が活用されています。。
・アルミ、ステンレス、真鍮、銅版など素材の特性を生かしたベースにエッジングします。
・折曲加工の場合、立上コーナーをハンダ付や溶接付けし、裏面にアンカー用裏板を用います。

○加工
・素材に観光皮膜を塗り、その上にフィルムを密着させアーク灯で露光します。
・フィルムの透明部分が感光により焼きつき黒の部分を洗い流します。
・塩化第二鉄水溶液でエッジングし、その時間は素材によって異なります。
・銘板に指定色を焼付塗装し、凸部分の塗料を取り除き、仕上げ加工を加えます。
・アクリルや金属板に回転式の刃で文字や図面を掘り込みます。

■切文字
木板やプラスチックを文字の原寸をもとにして工業用ミシンやレーザーマシンでカットする文字でサインのグレードを高めます。

○材料、用具
・切文字サインの素材として、木板、プラスチック、ステンレスプレートなどから発砲ボード、チャンネルボードなど用途に応じて選びます。
・素材の厚みや大きさ、硬度、仕上げに応じてカットする方法は異なりますが、最小の制作可能サイズはタップを用いる場合、15ミリ角以上、厚みは2ミリ以上となります。

○加工
・カット方法は手作業なら工業用ミシンで素材に応じてミシン針を使い分け、ハンドカッティングします。
・マシーンによるカットはレーザーカット、ウォータージェットカットなどデータによりカットします。
・タップ加工はボール盤で裏面にタップ穴を開けてベースに文字を取り付けます。

■サンドブラスト
木材やプラスチック、ガラスの表面にゴムシートやUV樹脂でマスキングをし、研磨剤を混入した圧縮エアーを吹き付けて文字やイラストを彫刻する技法です。ブラストの強弱で変化と味わいのあるサインが表現できます。

○材料、用具
・木材では原稿の種類や用途により材料が異なります。細かい文字やイラストには木目が細かいカツラ材、大きな文字にはマツやスギ材が適しています。
・他に金属やプラスチック、ガラス、石材などサインの個性に合わせた素材をベースにします。
・マスキングにはゴム版、フィルム版などが使われます。

○加工
・素材のベースにマスキングされた部分を残して金属砂やガラスビーズなどを圧縮エアーで吹き付ける加工法で、ガラス彫刻や石材彫刻に多く使われます。
・主な彫り方として文字を彫る凹型加工や文字やイラストを浮かして残す凸型加工があります。

■箱文字
ピット文字やチャンネル文字とも言われ、レタリングを立体文字に加工します。プラスチックや金属プレートを切り文字にしてその側面の立上り部分を一定の高さで接着して立体に加工します。

○材料、用具
・プラスチックやスチール、ステンレスプレートなどの素材を用途や大きさに応じて選びます。
・文字の表面や立上り側面に塗料やカラーフィルム貼りを施してカラフルに表現する場合もあります。

○加工
・素材を文字原稿に合わせてハンドまたはレーザーカットします。
・凸型、凹型タイプの他、ネオンタイプ、バックネオンタイプ、浮かし付けタイプなど形状に合わせた立上り部分の側面を接着、溶接、ハンダ付けで立体文字に加工します。

■電飾
主に夜間に効果的なサイン。内照、外照式などがありイルミネーションによる点滅もムードを高めます。多くはサインフレームの両側面にアクリルやシートでBOX化して内部に装置した蛍光灯などの内照式で行灯とも称して活用されます。

○材料、用具
・小型のスタンドサインや壁面、突出サインの内照式サインにはアクリルプレートのベースが主流で、発色性を高めるために昼光色の蛍光ランプを用いた簡易型ホルダーで均等な照明効果を演出します。
・夜間や注視のサイン効果を高める為に外照式として、イルミネーションや点滅ランプ、アーム付きの投光ランプなどが活用されています。
・大型内照式サインのベースとしてアクリルの変わりにFFシートも普及しています。

○加工
・スチール、アルミ、ステンレスなどをBOX型に板金フレーム加工を施します。
・照度が均一になるように蛍光灯器具を据え付けイルミネーションの点滅器などはフレームBOXの内側に設置します。
・サインの文字やイラストを貼加工したベースプレートを差し込み、または押さえ金具で留めます。

■ネオン
ガラス管の内部にネオンガスを注入し、両端の電極から高電圧を送ることにより強い発光体となります。ガラス管を曲加工して文字、イラストを表現することも可能でチャンネル文字にも活用されています。

○材料、用具
・ネオン管1本の長さは約1.3mで太さによってネオン変圧器で点灯できる標準の長さが異なります。
・高電圧のためサポートやツバ管、ガイ管を含めて絶縁に耐える素材が適しています。
・プラスチックのベースや文字加工には難燃性のエンビ樹脂が用いられます。

○加工
・ガラス管をボーダーまたは文字やイラストの形に熱加工を施し、ネオンガスや水銀入りアルゴンガスを注入します。
・サインベースにサポートを立てて、ネオン管をバインド線で留めます。
・リード線やガラス細管などで二次側配線を施し、トランスに結線します。



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